2025/10/04 22:36
「芋けんぴって、なんでこんなに止まらないんだろう…」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?
カリッとした食感、素朴な甘さ、そしてどこか懐かしい味わい。
実はこの芋けんぴ、しまなみ海道の離島・岩城島がかつて全国屈指の生産地だったことをご存じでしょうか?
この記事では、そんな岩城島の芋菓子の歴史と魅力、そしてお取り寄せ方法まで、瀬戸内のかんきつ屋さんの視点からたっぷりご紹介します。
岩城島は“芋けんぴの島”だった!
今では「青いレモンの島」として知られる岩城島ですが、
レモン栽培が盛んになったのは約40年前から。
戦後から島の畑には実は多くのさつまいもが栽培されていました。
戦後の岩城島では、平地が少なく水の確保も難しい中、
瀬戸内の地形に適した作物として、さつまいもが広く栽培されていました。
そして、保存性と輸送性を兼ね備えた加工品として生まれたのが、芋けんぴ(芋菓子)。
最盛期には、なんと全国の約7割の芋けんぴが岩城島で生産されていたと言われ、
島には30軒以上の芋菓子工場が立ち並んでいました。
今も昔も変わらない味を守る「タムラ食品」さん
時代の流れとともに、食卓の変化や高齢化、作物の転換が進み、
芋菓子の工場は1軒、また1軒と姿を消していきました。
そして今、岩城島で芋菓子を作り続けているのは「タムラ食品」さんのみ。
- 九州産の契約栽培「黄金千貫」を使用
- 昔ながらの製法で油で揚げ、手作業で砂糖をまぶすだけ
- 季節や天気によって揚げ時間や砂糖の量を調整する職人技
その結果、サクッとしながらも優しい甘さが生まれ、
一度食べたら止まらない、素朴で懐かしい味わいに仕上がっています。
芋けんぴの魅力はここ!
- 🟠 カリッとした食感と、ほどよい甘さ
- 🟠 保存性が高く、常温で長持ち
- 🟠 小腹が空いたときのおやつにぴったり
- 🟠 お茶請けやコーヒーのお供にも◎
- 🟠 子どもからお年寄りまで、世代を超えて愛される味
芋けんぴはどこで買える?
🧺 岩城島の製造所や産直市
岩城島の製造所では、できたての芋けんぴが並ぶことも。
島の空気とともに味わう芋菓子は、格別の美味しさです。
🛒 通販(お取り寄せ)
「島には行けないけど、芋けんぴを食べてみたい!」という方には、通販がおすすめです。
- 注文を受けてから製造するため、できたてが届く
- 全国発送対応で、贈り物にもぴったり
- 素朴な味わいが、お中元・お歳暮・手土産にも喜ばれる
\岩城島の芋けんぴ(芋菓子)はこちら/
👉https://warasibefarm.thebase.in/categories/2895743
📧 飲食店・業務用のまとめ買いは
[email protected] までお気軽にどうぞ!
まとめ|芋けんぴは“島の記憶を味わうお菓子”
岩城島の芋けんぴは、ただのお菓子ではありません。
それは、島の歴史と人の手仕事が詰まった、記憶を味わう一口。
瀬戸内の自然と文化が育てた芋菓子を、
ぜひご家庭で、贈り物で、そして旅の思い出として味わってみてください。