2024/02/29 22:33



冬に戻ったような寒さも感じる中で

島の学校や生産者さんでも体調を崩す人が多くなってきていますので、

どうぞ気をつけてお過ごしください。


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さまざまな種類の柑橘を日々お送りする中で

「地域や島ではどんな食べ方をされますか?」

というメッセージをいただくことがあります。


意外なことに柑橘に限らず

産地では素材のままで食べる機会は多くあっても、

手を加えて食べることはあまりないことの方が多かったりすると思います。


簡単に言えば、「栽培はできるけど、料理はしない」ということ。


一番は料理を作るところや

食のトレンドを体感するのがベストですが、

日々の畑作業など時間の制約もあり、

どんな使い方をイメージするよりは

自分たちの考えるおいしさに一生懸命になってしまいがちです。


不定期ではありますが、

僕たちは島にゲストシェフを招くことがあります。


とあるシェフと話した際に聞いたのは

「料理は素材×技術×知識」

なので経験や積み重ねるによるものが大きいですが、

料理に関しての技術や知識なんかは

インターネットの時代においても田舎には絶対的に不足しがちです。


僕たちに足りない経験や知識を吸収して、

理解して、寄り添うことができれば

畑での日々の栽培や素材としての味わいをアップデートして

より自信のある柑橘たちをお届けできるような

未来に繋がっていくと思っています


「レモンの島で地域の食材を使って、一緒に畑をアップデートしたい!」という方は

ぜひお声がけいただけると嬉しいです。

わらしべでもお店の提供や、費用の面でもサポートして

地域の未来への投資を頑張ってまいります。


最後になりますが、

昨年、島まで来てくれて

中華とイタリアン「チャイタリアン」を披露してくれた

たばち亭の田畑シェフのお店が茨城県取手市に

この春オープンします。

ぜひお近くにお住まいの方は足を運んでみてくださいね


本日も瀬戸内のちっちゃい離島より、

旬の味わいを丁寧にお届けしてまいります🍊🍋