こんばんは。

日中は暖かな気温を感じた瀬戸内も

夜は風が吹いてきて気温計より体感では肌寒さを感じます。

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非売品ではありますが、

1月30日まで樹上でじっくりと旨みを閉じ込めた

「超熟成・しまなみまどんな」を収穫しました🍊

果肉の熟成が進みトロっと感が楽しめる、

まさに木になるゼリーという愛称に応えた味わいです。

生産者さんも紅まどんなは

樹上での熟成期間が長い方が美味しいことを口を揃えるし、

食べたい！という声もたくさんいただきます。

一方で樹上の期間が長いと木が弱ってしまい翌シーズンへ影響が出ることや

消費活動が活発なお歳暮や年末商戦にあわせて

短期間で収穫・流通させて販売した方が

現実として値段もいいし、効率もいいので

経済活動としての農業という面から

畑全体で取り組むのは非常に難しいことでもあります。

なのでみかんの王国・愛媛県全体でも

まどんなを1月まで樹上で熟成することはほとんどありません。

瀬戸内のちっちゃい離島に暮らしながら

生産者さんたちと消費者をつなぐ

「柑橘屋」さんの僕たちが好んでやることは

まだ見えてないことや、可能性に光を当てることでもあります。

利益じゃないところで、下手すれば持ち出しもあったり、

理解されにくいかも知れませんが

農家さんと柑橘屋さんが一緒になって取り組むことでもあるので

ちょっとした夢に向かってチャレンジしていると思っています。

2月に入って柑橘の種類も多いですが、

どれも美味しさには自信を持ってお送りしておりますので

ぜひ個性あるみかんたちそれぞれの味わいを食べてみてくださいね。