2023/10/27 19:00



こんばんは。

ブドウやいちじくなどの初秋の果物たちのシーズンも終わりの季節に近づき、

メッセージや注文が多くなってきて

みかんやレモンなどの季節が本格的になってきました🍋


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僕たちが暮らす瀬戸内のちっちゃな離島で

レモン栽培の研究が始まったのは、

国産レモンが大きく復活する、

夜明け前の1974年のことでした。


1964年の海外からのレモンの輸入自由化により

価格の下落や低温による被害もあり、木を切ったり、

お金になるみかんへの転作が進み

日本におけるレモンの生産量は大きく落ち込みました。


しかし、1975年に輸入レモンの防カビ剤の問題をきっかけに

日本の多くの地域で産地化が進み、

国産レモンの生産量は今も右肩あがりで増え続けています。


わらしべにとって

日々畑に向き合う人がいなければ僕たちの仕事が成り立ちません。また全国各地で応援してくれるファンの皆さんのおかげで畑も持続してきました。


僕たちのリレーは畑から始まり、口に運んでもらって完結します。

そして、それができるのは国産レモンの世界に暗い影が落とし込んだ時代に

島に暮らす先人たちのチャレンジと想いがあったからでした。


僕たちができることは、日々畑に向き合う人、今の時代まで畑を繋いできた人みんなの想いを受け取り、たくさんの人へ繋ぐことです。


まだまだ満足できるような仕事はできていないけれど、

これからも1人でも多く、畑の想いを受け取ってもらえるよう

ちっちゃい瀬戸内の離島から

本日も丁寧にお届けしてまいります。