2020/07/30 10:53
岩城島に就農して移住した生産者夫婦さんから
今年初栽培して収穫ができた島トマトをいただきました。
【岩城島に移住した夫婦】
わらしべ。では年明けの冬から春にかけて
皮ごと丸ごと使ったレモン100%の極上のレモン果汁を搾汁するのですが、
その際、岩城島の方やたくさんの農家さんの「手仕事」をお借りしています。
その中に新規就農した生産者さんの奥さんの1人も参加しています。
島の畑に入る農家さんがすでに65歳を越えている中で、
こうやって移住して畑から価値を作っていく仲間は
島の未来にとっても大切な人たちでもあります。
【新規就農の難しさ】
新規就農にとっての難しさは
「マネタイズ(現金収入までの期間)」の長さにあります。
元々実家が農業をやっている畑を継ぐ場合は
翌年には作物を収穫して、出荷することで現金になるのですが、
新規就農の場合は新しく畑を整地して、
木を植えて最短でも4~5年経たないと収入化が難しい場合があります。
そのため整地~栽培~収穫のサイクルが短い野菜栽培を手がけながら
柑橘の栽培・育成を同時並行で進めることが多いです。
【岩城島でともに成長できるように】
わらしべ。では将来、柑橘が収穫ができるようになったら販売面でも支えて
生産者さんの「出荷先」と「収入」で安心できるようにサポートしていきたいと考えています。
また、加工品づくりなど農家の複業する場を整えつつ、
収入の多様化をして安定的な経営をお手伝いすることで
安心して移住できる仕組みも少しずつ整えていきたいなと思います。
なので、ぜひみなさんも未来が詰まった
岩城島の畑へどんどん足を運んで見てくださいね。